オンライン医学部予備校を大阪（梅田）＆オンラインにて開講中

オンライン医学部予備校は、あらゆる技を伝授する「オンライン医学部道場」です。

大学医学部を目指す受験生の皆様、保護者の皆様、当ホームページをご訪問いただき、まことにありがとうございます。「オンライン医学部予備校」代表の田代孝治と申します。

京都大学医学部医学科を卒業後、不思議なめぐり合わせから、今度は自分が医学部受験生を指導する立場に回り、2020年に代表として当予備校を立ち上げるにいたりました。開設以来、大阪・梅田のコワーキングスペース ‘ONthe UMEDA’ を拠点に、多くの受験生に医学部合格のための通年プログラムを提供しています。

医学部を目指す受験生たちは、とにかく真剣です。志望理由は人によってさまざまですが、「是が非でも合格しなければならない」という使命感、義務感が強い人が多いのです。私自身、出身地の九州で高校生活を送りながら京大医学部を目指して苦闘していた時代を思い出し、毎回、ピリリとした緊張感を覚えながら指導に当たっています。

ここで皆様に、わたくし田代から、当予備校の基本的な考え方をお伝えいたします。受講を検討される前に、どうかご一読いただければ幸いです。

すべては１冊のノートから

ここに古びた１冊のノートがあります。わたくし田代が医学部受験を決意し、それにふさわしい学力を何とか身につけようと試行錯誤していた頃の、想い出のノートです。

高校時代の私は数学が大好きでした。今でも好きです。数学の問題を考えるのは、私にとって一種のエンターテインメントでした。これは…？？と思うような問題が、角度を変えて考えるだけでスルスル解けるのって、純粋に面白いじゃありませんか。数学を苦痛に思う受験生が多いのは、この楽しみを味わう機会に恵まれてこなかったからかもしれないな、と残念に思います。自分は数学と楽しく付き合えて幸せだったな、とも。

好きが高じた結果か、数学はいつの間にか、受験生時代の私にとって最大の武器となっていました。夢中になって取り組むうち、東大模試で理ⅢA～B判定、京大模試では医学部オールA判定を出せるまでに、実力を伸ばすことができました。

もちろん、初めから何もかもうまく行ったわけではありません。数学ばかりでなく、最初はどの科目も要点をつかむことに苦労し、必ずしも満足できる成績を収めることができませんでした。結果が出せるようになるまでは、やはり下積み時代をたっぷり経験せざるを得なかったのです。

知識の「再現性」を大切に

成績が伸び悩んでいた頃、「壁を破るには、各分野の本質を掘り下げて理解することが、ぜひとも必要だ」と考えました。そして数学だけでなく、物理化学などの重要知識を、ノートにまとめる作業を開始したのです。

まず、各分野の要点を自分でよく嚙み砕き、問題の解答に自由自在に応用できるまで、何度も反復して記憶に定着させました。ノートには、その結果を順にまとめていきました。

その作業を進めるうち、新たに学んだ事柄について、ただ「分かった」という感覚で終わってしまい、実はよく分かっていない場合が非常に多いことを痛感しました。知識をあらゆる問題に応用できるようになるためには、ただ表面的に分かるだけでなく、「再現性」を伴った一段深い理解レベルに到達する必要があることに気づいたのです。

その再現性を確保するため、私自身が理解するだけでなく、周囲の友達が私のノートを見て、私と同レベルの理解に達することができるようになるまで、ノート整理の仕方を工夫しました。

図や説明を多用し、ああでもない、こうでもないと考えながら、次第にノートを洗練させていきました。友達が理解できない様子だったり、疑問点をぶつけてきたりした場合は、その箇所について自分の理解がまだまだ甘いのだと考えて、訂正をほどこし、リニューアルを重ねてきました。

そうしてまとめ上げたノートが、いま目の前にある１冊です。ノートは改訂を繰り返し、何冊にも増えましたが、納得いく形に仕上げた最初の１冊には想い出がこもっています。

このノートが私自身を全国模試でのA判定連発や、医学部合格に導いてくれただけでなく、その後、家庭教師のアルバイトや学習塾講師等の場でも遺憾なく威力を発揮してくれ、合格実績を量産してくれたのです。ノート作りを始めたばかりの高校生の私には、そんな未来は想像もできませんでした。

ノートから「道場」へ

指導させていただいた中には、第1志望校の入試で涙を呑んだ受験生もいました。私にとっても無念でしたが、そのたび気を取り直し、「まだまだ分かりやすくできる」と、ノートのリニューアルを続けました。

その結果、自分でも、ある種の執念がこもっていると感じるノートができあがったわけです。人生のかなりの時期にわたる自分の想いや修練の跡が、層をなしてノートの中に折り込まれているのが見えます。

そんな私のノートから、やがて当予備校オリジナルテキストが次々と誕生しました。かつて受験生として全国最上位レベルまで学力を磨き上げた経験を活かし、数学・物理・化学について、医学部および難関大学合格に必要なあらゆる「考え方」「テクニック」をまとめ上げた、文字通り唯一無二のテキストと自負しています。

学校や他の塾・予備校、市販参考書やYouTubeなどの動画学習からは得られず、一般的な学習者が気づくこともないような知識を、誰にでも分かる表現でまとめています。知識の再現性を重視する方針は、私の高校生当時からまったく変えていません。年数をかけて作り上げてきた分、他からは入手できない内容になっていると確信しています。

このオリジナルテキストによって、私の青春時代のノートはそのページを広げ、受験生にあらゆる「技」を伝授する「医学部道場」の畳へと変わっていきました。今は、医学部を目指す多くの後輩たちが、日々テキストの上でああでもない、こうでもないと格闘し、合格のための「技」を実習しています。

ただテクニックに走るだけでもなく、ただ力で押すだけでもない。本質に迫ろうと分野を掘り下げていけば、今まで気づかなかった鉱脈に当たる。そのことを、頭でというより、からだ全体で理解し、誰もが自由自在に技を使えるようになってもらいたいのです。

「オンライン医学部予備校」は、これからもそんなハイレベルな知的修練の場でありたいと願っています。

担当講師について

〇各教科とも、実力・経験を兼ね備えた講師が授業を担当します。理系科目だけでなく、文系科目についても同様です。

〇すべての講師は、当予備校の基本的な考え方に基づき、各生徒の状況に応じた懇切丁寧な指導を行います。

※拠点であるコワーキングスペース ‘ONthe UMEDA’ にて、講師である私のインタビューをしていただきました。理念などをうまくまとめてくださっているので、是非ご参照ください。

教育格差をなくしたい。日本中にハイレベルな学びを届ける。

指導実績

最後に、これまで担当した生徒の事例（当予備校開校前•プロ講師時の実績も含む）を紹介いたします。

以下に挙げた例はいずれも実際のもの(別々の生徒)ですが、「特別に上手くいった」ケースなどではなく１年間の堅実な指導を経た上での想定通りの結果と考えております。

「これくらいの成績からでも１年間で合格出来るんだな」という１つの目安にして頂けると幸いです。

年度	該当者	合格校	備考
2023	金子傑さん	徳島大学医学部医学科	共通テスト17%up
2023	M・Sさん	香川大学医学部医学科	共通テスト16%up
2023	K・Mさん	大阪大学医学部医学科	阪大実戦医学科A判定
2022	1浪男子	大阪医科薬科大学医学部医学科
2022	1浪男子	香川大学医学部医学科
2022	1浪女子	名古屋市立大学医学部医学科	共通テスト87%
2021	1浪男子	久留米大学医学部医学科
2021	1浪女子	近畿大学医学部医学科
2021	3浪男子	関西医科大学医学部医学科
2021	現役女子	神戸大学医学部医学科
2020	3浪女子	近畿大学医学部医学科
2020	6浪男子	近畿大学医学部医学科
2020	1浪男子	大阪市立大学医学部医学科
2020	1浪女子	東京医科歯科大学医学部医学科
2020	現役女子	大阪大学医学部医学科
2019	一浪男子	名古屋大学医学部医学科	センター試験92%
2019	現役女子	千葉大学医学部医学科	センター試験95%
2019	現役女子	京都大学医学部医学科	京大模試オールA判定
2018	2浪女子	大阪医科大学医学部医学科
2018	現役男子	京都府立医科大学医学部医学科
2017	1浪女子	千葉大学医学部医学科	センター試験 91%
2017	山田慶忠さん	東北大学医学部医学科	全受験者中数学1位